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自立神経が乱れると発症しやすい糖尿病と降圧剤について

患者の血圧を測定する医者

血圧は自立神経を中心として巧妙に制御されていることが知られており、通常は正常な領域にコントロールされています。
しかし、生活習慣の乱れやストレス、他の疾患による自立神経障害といったことが起こることによって、昇圧と降圧のバランスが崩れてしまい、高血圧が生じてきてしまうということが問題となっています。
その一つの原因となっているのが糖尿病です。
糖尿病の合併症の一つとしてよく起こることが知られているのが神経障害であり、知覚神経障害と自立神経障害がその主なものとなっています。
自立神経系に狂いが生じることによって昇圧と降圧のバランスが偏ることで高血圧を生じることになるというのがその因果関係の一つとして知られているのです。
また、インスリン抵抗性の獲得によって高インスリン血症になってしまい、それが原因で高血圧を合併するということもよくあります。
糖尿病の治療においてはビルダグリプチンが経口血糖降下薬としてよく用いられるようになりました。
ビルダグリプチンはその強力な血糖降下作用から、低血糖をしばしば引き起こしてしまうこともありますが、使用することによって応答性良く血糖値を下げられるのがメリットとして頻繁に投与されるようになっています。
しかし、ビルダグリプチンも万能ではなく、高血圧治療に用いられる降圧剤としてよく選択されるアンジオテンシン変換酵素阻害薬による血管浮腫の副作用を出やすくするという報告があります。
そのため、糖尿病と高血圧の治療を同時に行っていく際にはそういった薬物間相互作用の心配がない降圧剤を選ぶことが必要となっています。
互いに関わりあっていて合併しやすい疾患だからこそ使用する薬剤にも注意が必要なのです。

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